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会員サイト開設のメリットは?業種別活用シーンや導入事例もご紹介


会員サイト開設のメリットは?業種別活用シーンや導入事例もご紹介

会員サイト開設のメリットは?業種別活用シーンや導入事例もご紹介

会員サイトは、企業・団体が顧客や加盟会員とのつながりを深めるコミュニケーションの場として非常に有効です。

会員サイトと聞くと、例えばアイドルのファンクラブやスポーツジム会員など、一般ユーザー向けのサイトをイメージする場合が多いかもしれません。
しかし実際には一般ユーザーだけでなく、製品のユーザー企業や加盟団体など、BtoB業界においても会員サイトは有効に活用されています。登録する会員が情報を得やすくなるだけでなく、運用する企業・団体にとっても、会員に対する情報発信や管理がしやすくなります。

この記事では、自社の会員サイトをご検討されている企業・団体様向けに、会員サイトのメリットや活用シーン、実際の導入事例をご紹介します。
ぜひ、貴社での運用をイメージしながらお読みいただければ幸いです。

会員サイトとは

会員サイトとは「会員として登録したユーザー専用のWebサイト」を指します。

ユーザーは氏名や会社名(団体名)、メールアドレスなどを登録し、専用パスワードでログインします。ログイン先のマイページでは、会員向けのお知らせや連絡事項を閲覧するなど、「会員ならでは」の情報を受け取ることができます。

また、運営側は登録ユーザーに対して会員向けに特化した情報提供ができるとともに、アンケートを実施して会員とのコミュニケーションを取ったり、会員の管理も可能になります。

このように、会員サイトは企業・団体と会員が「つながる場」となります。

会員サイト開設のメリット

会員との関係性強化

会員とのコミュニケーションは、団体・組織を運営していく上で重要な活動のひとつですが、個別に、かつ綿密に連絡を取っていくのは大変な作業です。
そんな場合に、コミュニケーションをとる手段として会員サイトの開設は非常に有効です。

運営側はサイトを通じて会員に対して一斉に情報発信することができるので、よりタイムリーな最新情報を、頻繁に発信することにつながります。会員限定の有益なコンテンツは、受け取る側も活用したり、新たな知見につなげることができ、より満足度が高いコミュニケーションとなるでしょう。

質の高い綿密なコミュニケーションは、会員との関係性強化につながります

会員管理の一元化

会員マイページ上には、氏名やメールアドレスなどの会員情報が登録されており、管理画面からは全会員の情報を確認できる機能が備わっていることが一般的です。

仮に会員のメールアドレスが変更になったり、担当者が変更になった場合などには、マイページ上で会員自身が登録情報を編集できるようにしておけば、管理画面には常にメンテナンスされた最新の会員情報が集まってきます。

会員サイトを開設することで、会員サイトの管理システム上に全会員の情報を蓄積・更新していくことができ、エクセル等での管理と比較した場合に、より手軽に会員情報の管理を実施できるといえます。

会員サイトの活用シーン【BtoC】

より具体的なイメージが湧きやすいように、会員サイトの活用シーン例を挙げていきます。
BtoCでは、主に会員限定の特典やサービスなど、一般ユーザーと差別化して優遇するような活用がなされています。

●芸能人、スポーツチームなどのファンクラブ会員サイト
 チケットの優先販売、ファン向けイベント告知、限定公開コンテンツなど
●化粧品、健康食品などの会員サイト
 会員ランク制度やクーポン配布、限定セール実施、レビュー投稿掲示板、モニター募集など
●塾や学校の生徒用・保護者用サイト
 スケジュール案内、授業の予約、自習用コンテンツの提供など
●ホテル、フィットネスクラブ、エステなどの利用者サイト
 サービスのグレードアップ、会員専用プランの提供、利用履歴の確認、ポイント制度など
●マンション・アパートの入居者専用サイト
 お知らせ掲示板、トラブル問い合わせページ、定期点検の予約、契約書の閲覧など

ご自身で登録されているサイトがあれば、どんなサービスがあるか考えてみるとイメージが湧きやすいと思います。

会員サイトの活用シーン【BtoB】

BtoB業界でも、会員ユーザーに対してのみ公開したい情報や、検討度の高い見込み顧客向けの情報を発信したりといった活用がなされています。

●メーカーのカタログ・販促媒体提供サイト
 カタログデータ・図面データ等の公開、データダウンロードサービス、新商品情報・業界ニュース発信など
●学会・研究会サイト
 名簿管理、イベント・セミナー告知、出欠確認アンケートなど
●オンラインサービスの見込み顧客向けサイト
 展示会・セミナー案内、商談予約、製品サポート、チャットボット、QFAなど
●製薬会社の医療従事者向けサイト
 新製品の告知、製品の情報公開など
●金融機関による法人会員サイト
 口座開設・サービスの申し込み、他社事例などの限定情報提供など

BtoBの場合、会員として登録してもらう対象や情報発信したい内容によって、その運用方法はさまざまです。
誰に対して、何の目的で、どんな情報を発信するのかを明確にしてからサイトを立ち上げると、スムーズに運用に移行できるでしょう

実際のBtoB会員サイト構築事例

ここまででさまざまな会員サイトの活用シーンをご紹介してきましたが、さらに具体的に、当社の会員サイト構築システム「ビズサポ」にて支援させていただいた事例をご紹介します。

約500 の法人会員を抱えられている業界団体様の事例です

こちらの団体様はもともと、会員への連絡を全て電話とFAXで実施されており、業務負担が大きくなっているというご相談をいただきました。負担が大きい分、頻繁に会員へニュースリリースはできていなかったそうです。

そこで、会員サイトを開設し、会員への連絡をマイページ上で実施する方法に移行しました。
運営者が会員サイトに表示する内容を作成・配信すればマイページに反映され、個別の電話・FAXが不要となったことで、業務が大幅に軽減したとのお声をいただきました。FAX経費の削減にもつながっています。

また、簡単にニュースリリースができるようなった結果、定期的に業界ニュースなどを配信できるようになり、会員からも感謝されるようになったとのことです。

現状、会員様へ頻繁に郵送物やFAXなどで通知をされている団体様は、かなりの経費が発生しているかと思いますが、ウェブ上で操作する会員サイトは、通信環境さえあれば都度の連絡費用は発生しません。
会員サイトの開設は、実は事務経費削減にもつなげることができます

約2000 の個人会員を抱えられている学会様の事例です

こちらの学会様は、会員に対して定期的にアンケート実施する機会があり、その集計に非常に手間がかかるという課題を抱えておられました。従来はアンケート用紙を郵送し、返送があったアンケート用紙を手作業でExcelにて集計するという作業をされていました。

そこで、アンケート機能を有した会員サイトを開設。
マイページ上にアンケートフォームが表示され、会員はマイページ上でアンケートに回答ができるようになりました。

管理者は、アンケート回答結果をデータで一括ダウンロード可能になりました。従来は手作業で転記していたことがダウンロードボタンを押すだけで完結し、大幅な時間短縮と、人為的ミスのリスク軽減にもつながりました

また、マイページ上でアンケートに回答してもらうことで、管理者は「どの会員が回答したか」「どの会員が回答していないか」の確認が簡単にできるようになり、未回答者へのリマインドも可能になりました。
結果、この学会様は実際に、会員サイト開設後のアンケート回答率が向上したとお喜びいただきました

アンケートの回答率が向上したことで、従来は吸い上げることのできていなかった会員の声も得ることができるようになったと思われます。会員の意見を多く集めて組織の運営に反映していくことで、会員の満足度向上にもつながっていきます

会員サイトはどうやって開設するの?

実際に会員サイトを構築された団体様の事例からも、会員サイトの効果を実感いただけたかと思いますが、実際に構築する場合には費用と時間が気になる点だと思います。
ここからは、会員サイトの開設方法をご案内します。

会員サイト開設方法は大きく2パターンあります。

1.フルスクラッチ(ゼロから)開発する

ご自身の組織専用の仕組みをイチから開発する方法です。

この方法は専用設計なので、会員サイトでやりたいことすべてを組み込むことができ、充実した会員サイトを開設することができます

しかし、機能を付ければ付けるほど開発費用も膨らんでいきます
スクラッチ開発は、必要な機能がすべて揃った理想的な会員サイトを開設できるというメリットはありますが、その分のコストもかかるという点に注意が必要です。

2.パッケージ化されたシステムを導入する

会員サイト構築用のパッケージシステムを導入する方法です。

会員サイト専用のパッケージシステムですので、開設に必要な基本的な機能は備わっており、イチから開発するフルスクラッチ開発に比べて安価に導入することができます。
決められた機能を上手く使うことで、手軽に会員サイトを開設することができます。

ご予算面の都合が許せば、スクラッチ開発したほうが充実した会員サイトを開設できると思います。
しかし、高額な開発費用をかけなければいけないハードルや、そもそも会員サイトにはどんな機能を持たせればいいかという懸念もあるかと思います。

そのような場合には、まずはパッケージ化されたシステムを検討することをおすすめします。基本機能でやりたいことが実現できそうであれば、安価に会員サイトの開設・運用を開始することができます。

会員サイトを開設したいとお考えの際は、お問合せください

この記事では、会員サイトを開設するメリットと活用シーン、実際の事例を紹介させていただきました。

YPGには、主にBtoB企業様・団体様向けに、会員サイトを開設できるパッケージシステム「情報管理共有システム ビズサポ」というクラウドサービスをご用意しております。

会員情報の管理業務をサポートするクラウドサービスで、マイページを利用してお知らせの配信やアンケートの集積、会員情報の管理をすることができます。
会員とのやりとりや会員情報の管理など、簡単な操作で一元管理することができますので、会員サイト開設をご検討の際には、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

お気軽にご相談ください。

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